2026年1月26日午前6時半ごろ、富山市北代にあるあいの風とやま鉄道の踏切で、乗用車が貨物列車と衝突するという重大事故が発生しました。
事故の影響で鉄道は上下線合わせて22本が運休、21本が遅延し、約6700人の通勤・通学客に影響が出ました。
事故の原因は、積雪による車のスタックと見られており、冬の運転におけるリスクと対策について注目が集まっています。
事故現場と原因の詳細
事故が発生した踏切は住宅街に位置しており、二輪車の通行は可能ですが、普通乗用車や大型トラックの通行は禁止されていました。
事故当時の積雪は約30センチ。
警察によると、乗用車は踏切内でスタックし、その場から動けなくなったところに貨物列車が進入し、衝突したと見られています。
運転していた40代の男性は軽傷を負いましたが、大きな人的被害は奇跡的に免れました。
積雪と通行規制違反の複合要因が、今回の事故を招いた可能性があります。
引用:チューリップテレビ
積雪30cmで車がスタックする理由とその危険性
30cmの積雪は、普通乗用車にとって極めて危険な路面状況です。
タイヤが雪に埋まり、空転して前にも後ろにも進めなくなる「スタック」は、特に前輪駆動車や後輪駆動車で多く見られます。
また、車高の低い車は雪を腹下で押し、車体が浮いてしまうこともあります。
このような状況ではアクセルを踏んでもタイヤが空回りし、全く動けなくなるのです。
スタックは事故だけでなく、車内閉じ込めや低体温症などの2次災害にもつながる恐れがあります。
雪の日に踏切を通行するリスクとは?
積雪時の踏切通行は非常にリスクが高い行為です。
まず、雪で路面の状況や線路の凹凸が見えづらくなり、車両が予期せぬ挙動を起こしやすくなります。
さらに、踏切内は除雪が行き届いていないケースが多く、スタックする可能性も高まります。
鉄道は自動車より圧倒的に止まりづらいため、踏切内での立ち往生は極めて危険です。
雪の日には、踏切通行を避けるか、十分な注意を払って通過することが求められます。

冬の運転で事故を防ぐための5つの対策
1.通行規制の確認を徹底:ナビや交通標識で通行禁止区間を把握し、無理な進入を避ける。
2.スタッドレスタイヤやチェーンを装備:雪道に適した装備はスタックを防ぐ第一歩。
3.無理な坂道・踏切は回避:通行リスクの高い場所は極力避け、遠回りでも安全なルートを選ぶ。
4.ゆとりを持った運転計画:雪の日は時間に余裕を持ち、焦らず慎重な運転を心がける。
5.天気と道路状況のリアルタイム確認:スマートフォンアプリや交通情報で常に最新情報を把握。
ネット上での反応と声
ネット上では、
・「スタック怖すぎる」
・「自分も気をつけよう」
・「規制を無視する人が多すぎる」
など、共感と警鐘の声が相次ぎました。
また、
・「雪の日に踏切を通る勇気がない」
・「除雪の徹底を求めたい」
といったインフラ面への意見も多く見られました。
事故が他人事ではないと捉える声が多いのが印象的でした。

まとめ
今回の富山の踏切事故は、積雪によるスタックがどれだけ重大な事故につながるかを示す教訓となりました。
雪道では装備・情報・判断が命を守る重要な要素です。
冬の運転では「通れる道」より「安全な道」を選び、常に最悪の事態を想定した慎重な行動が求められます。
※記事内の画像にはイメージが含まれてます。


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