2025年11月12日夜、富山県の朝日町にあるヒスイ海岸で、なんとオーロラが観測されました。
通常は北極圏など高緯度地域でしか見られない現象が、国内で、しかも富山で発生したということで、話題になっています。
今回のオーロラは肉眼では確認できなかったものの、専門的な撮影技術によってその幻想的な姿が記録されました。
当記事では、その詳細や背景、ネット上での反応などについて紹介します。
撮影場所と日時の詳細
オーロラが撮影されたのは、富山県朝日町のヒスイ海岸。
2025年11月12日午後7時ごろから、約2時間にわたって空が赤やピンク色に染まる様子が確認されました。
水平線の少し上にうっすらと広がるオーロラは、一見すると夕焼けのようにも見える美しさ。
しかし、空はすでに真っ暗であり、明らかに通常の夕焼けとは異なる現象だったといいます。
撮影者インタビューと撮影技術
今回の映像を撮影したのは、黒部市吉田科学館の学芸員・野寺凜さん。
実は昨年に続き、2年連続でオーロラの撮影に成功しています。
「本当は肉眼で見たかったんですけど、目を凝らしても見えなかったのでそこは残念だったんですけど、非常にインパクトのある現象を撮れてよかったなと思います」
引用:KNB
野寺さんは、シャッタースピードを調整するなどカメラの設定を工夫し、肉眼では見えない現象を見事に捉えました。
専門知識と経験が活かされた見事な撮影技術です。
※画像はイメージです

なぜ富山でオーロラが見られたのか?
普段は北極圏でしか見られないオーロラが、なぜ日本、それも富山で観測されたのでしょうか?
その理由は、数日前から連続して発生していた「太陽フレア」にあります。
太陽の表面で起こる爆発的な現象によって強い磁気嵐が発生し、その影響が日本にも及んだと考えられています。
このような現象により、低緯度地域でもオーロラが観測可能になることがあります。
とはいえ、肉眼で見られることは稀であり、今回のようにカメラによる撮影が非常に重要です。

ネット上での反応と声
ネット上では、「富山でオーロラ!?」などの驚きの声が多く見られました。
・「北陸でオーロラなんて夢みたい」
・「あのヒスイ海岸でこんな神秘的な現象が起きるとは…」
・「野寺さんすごすぎる!科学館の展示見に行きたい」
特に、黒部市吉田科学館での展示に注目が集まっており、「実際の画像を見たい」「写真展に行きたい」といった声も多く投稿されています。

まとめ
今回、ヒスイ海岸でオーロラが観測されたというニュースは、多くの人々に驚きと感動を与えました。
太陽活動と地球の関係、そして自然の神秘を改めて実感できる出来事でした。
撮影されたオーロラの画像は、黒部市吉田科学館で11月15日から展示予定です。
北陸の夜空に現れた奇跡の瞬間を、ぜひその目でご覧頂いてはいかがでしょうか。


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