2026年2月にイタリア・ミラノで開催される冬季オリンピック。
富山県滑川市出身のスノーボードアルペン選手・越坂綾菜(こしざかあやな)さんが、夢の舞台を目指して挑戦を続けています。
彼女のもう1つの顔は「保育士」。
当記事では、子供たちの声援を力に変え、世界の頂点を目指す彼女の姿を追います。
スノーボード越坂綾菜選手とは?
越坂綾菜選手は現在31歳。
滑川市出身で、小学3年生の頃にスノーボードを始めました。
きっかけは、スキーインストラクターだった父親の影響です。
中学2年生からスノーボード・アルペンに本格的に取り組み、北海道の高校・大学で競技を続けました。
高校2年生のときには全日本大会で8位に入賞。
大学卒業後はプロとして活動し、初のワールドカップ出場やアジアンカップ総合2位、国内大会での優勝経験など、確かな実力を築いてきました。

プロスノーボーダーと保育士の2つの夢を両立
越坂選手は大学在学中に保育士免許を取得。
現在は保育士として子供たちと関わる日々を送りながら、アスリートとしての活動も続けています。
子供たちの率直でまっすぐな言葉が、彼女にとって大きな原動力になっているといいます。
実際に「あやな先生」と慕う子供たちは、「優しくて話しかけやすい」「世界で活躍する先生ってすごい!」といった声を寄せています。

ミラノ五輪へ!
越坂選手の今シーズンの目標は、ズバリ「ミラノ・コルティナオリンピック出場」。
前回の北京五輪では、コロナ禍の影響で挑戦すら叶わず、その悔しさが今の原動力になっています。
現在は使用する178cmのボードをより長い185cmに変更し、スピード重視の滑走スタイルへ進化。
ジムでのトレーニングにも励み、体幹や瞬発力を強化するなど、世界と戦うための準備を進めています。
今後のスケジュールと五輪出場条件とは?
越坂選手は2025年12月上旬に中国で行われるワールドカップを皮切りに、イタリア、スイスと続く国際大会に出場予定です。
スノーボード・アルペン種目で五輪代表となるためには、下記のいずれかの条件を満たす必要があります。
・ワールドカップまたは世界選手権で8位以内に1回以上
・10位以内に2回以上
・16位以内に4回以上
現在、女子選手では2名がすでに条件をクリアしており、越坂選手はこの冬が正念場となります。
ネット上での反応と声
ネット上では、ニュースが報じられると、
・「保育士とプロアスリートの両立ってすごい」
・「子供たちの応援が泣ける」
・「ぜひ五輪で滑ってほしい」
といった応援の声が多数上がっています。
特に地元・滑川市や富山県からの期待は大きく、越坂選手の活躍が地域の誇りとして語られています。
保育士としての真摯な姿勢と、アスリートとしての挑戦が、多くの人の心を掴んでいるのです。

まとめ
保育士とスノーボーダーという異色の二刀流で夢に挑む越坂綾菜選手。
北京での悔しさをバネに、ミラノ五輪出場という大舞台に向けて全力で挑んでいます。
子どもたちの声援を力に変え、世界に飛び立つ日が待ち遠しいです。
彼女の努力と情熱に、これからも注目しつつ、応援していきましょう。
※記事内の画像はイメージです。

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