富山県警察本部に勤務する20代の男性巡査長が、海外のオンラインカジノサイトで賭博を行った疑いで書類送検されました。
しかも、勤務中に1日60回アクセスしていたという衝撃の実態も明らかになっています。
オンラインカジノは「海外サイトだから合法」と誤解されがちですが、日本国内からの利用は原則として違法です。
今回のケースは、公務員である警察官が違法性を認識しながら賭博を続けていた点でも大きな波紋を広げています。
富山県警20代巡査長がオンラインカジノ賭博で書類送検
今回、賭博の疑いで書類送検されたのは、富山県警察本部に勤務する20代の男性巡査長です。
報道によると、巡査長はおととし11月から去年1月までの約3か月間、自身のスマートフォンを使用し、海外のオンラインカジノサイトに接続して賭博を行っていた疑いが持たれています。
特に問題視されているのは、勤務時間中にも賭博を繰り返していた点です。
・3か月間の入金額:約155万円
・1日に最大60回アクセス
・利用開始は2020年ごろ(警察官になる前)
・総賭け金は1000万円以上
警察官という立場でありながら、違法行為を繰り返していた事実は、組織の信頼を大きく損なうものとなりました。

オンラインカジノは違法?
「オンラインカジノは違法なのか?」という疑問を持つ人もいますが、日本国内から海外のオンラインカジノを利用して賭博を行うことは違法とされています。
日本の刑法では、賭博行為そのものを処罰対象としています。
たとえサーバーが海外にあっても、日本国内からアクセスし賭博を行えば、賭博罪に問われる可能性があります。
近年、「海外運営だから安全」「グレーゾーン」といった誤情報がSNSや広告で拡散されていますが、摘発事例は増加傾向にあり、決して軽視できない問題です。
今回のケースは、警察官自身が違法性を認識していたと供述している点も重く受け止められています。
巡査長がやめられなかった理由
巡査長は警察の調べに対し、次のように話しています。
「初めは単なるゲーム感覚だった。借金の額が増え、違法と分かっていたがやめられなかった」
引用:チューリップテレビ
オンラインカジノの特徴は、
・スマホで簡単にアクセスできる
・24時間いつでもプレイ可能
・即時入金・即時結果
といった高い依存性にあります。
最初は娯楽感覚でも、負けを取り返そうとする心理が働き、借金が増え、さらに賭けるという悪循環に陥るケースは少なくありません。
今回も借金増加が背景にあったとされており、ギャンブル依存の典型的なパターンといえます。
処分内容と今後の県警の対応
富山県警は、この巡査長を停職1か月の懲戒処分としました。
その後、巡査長は2月12日付で依願退職しています。
県警監察官室は、
「職員への指導をより一層徹底し、信頼回復に努める」
引用:チューリップテレビ
とコメントしています。
警察組織は社会的信用が最も重要な機関の1つです。
再発防止策や内部監督体制の強化が求められるでしょう。
オンラインカジノ問題が社会に与える影響
今回の問題は、単なる一職員の不祥事ではありません。
■ 若年層への広がり
スマートフォンの普及により、20代・30代の利用者が増加していると指摘されています。
■ 公務員不祥事による信頼低下
警察官という立場の人物による違法賭博は、社会全体の信頼を揺るがします。
■ 法規制強化の可能性
今後、オンラインカジノに対する規制や取り締まりの強化が進む可能性もあります。
ネット上での反応と声
ネット上では、様々な声が上がっています。
・「警察官が違法賭博とは信じられない」
・「オンラインカジノの広告をもっと規制すべき」
・「依存症対策を強化すべきでは?」
一方で、
・「誰でも依存する可能性がある」
という冷静な意見も見られ、社会的な議論が広がっています。

まとめ
今回の富山県警巡査長によるオンラインカジノ賭博事件は、
・勤務中に1日60回アクセス
・3か月で155万円入金
・総額1000万円超の賭け金
・違法性を認識しながら継続
という深刻な内容でした。
オンラインカジノは決して「軽い娯楽」ではありません。
日本国内からの利用は違法となる可能性があり、経済的・社会的リスクも非常に大きいものです。
今回の事案をきっかけに、違法性の正しい理解と依存防止への対策がより一層求められるでしょう。
※記事内の画像にはイメージが含まれてます。

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