富山グラウジーズが2季連続で黒字を達成:売上高8.8億円の内訳とBプレミア参入への挑戦

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2024-2025年シーズン、富山グラウジーズは売上高8億8636万円、純利益439万円という結果で2期連続の最終黒字を達成しました。

2023-2024年には売上高9億3441万円、純利益1億1643万円を記録していたものの、B2降格後も持ちこたえた経営力には注目です。

当記事では、黒字確保の背景にある売上構造、高堂社長の今後ビジョン、Bリーグ全体の動き、ネット上の反応などを整理し、グラウジーズの“新たなチャレンジ”を読み解きます。

目次
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富山グラウジーズの売上と収支

2023-2024年のB1所属時には9億3441万円の売上と1億1643万円の純利益を記録していたグラウジーズは、2024-2025年のB2降格後でも8億8636万円の売上と439万円の黒字を確保しました。

減収・減益ながらも赤字転落を防いだ点は、経営の柔軟性と対応力を物語っています。

売上内訳を見ると、入場料収入が1億4915万円(前年:1億6912万円)、スポンサー収入が3億7800万円(前年:4億2413万円)と軒並み減少。

これに対し、物販や放映権収入、スクール事業などによる安定した収益も背景にあると推測されます。

高堂社長のコメントと今後の展望

高堂孝一社長は、「何とか黒字で終われて良かった」とコメント。

B2という逆風のなかでも経営黒字を維持できたことに安堵の様子を見せました。

そして来季から始まる新トップリーグ「Bプレミア」参入に向け、売上高12億円という明確な目標を掲げています。

ただし今季は、ホームアリーナである富山市総合体育館の改修により、従来より小さな会場での試合開催を余儀なくされます。

「チケット収入の増加は厳しくなるが、足を運んでもらえるよう工夫したい」と語るように、観客動員の創意工夫やスポンサー拡大、オンライン収益の強化などが今後の鍵となるでしょう。

Bリーグ全体の成長とJリーグとの比較

Bリーグ全体としても、2023-2024シーズンは成長の年となりました。

B1クラブの千葉ジェッツはリーグ初の売上高50億円超え(約51億7千万円)を記録し、A東京(約36億3千万円)、琉球・宇都宮も30億円台の実績を残しました。

また、B2クラブ全体の入場者数も前年比73.2%増と大きく伸長。

スポンサー収入、放映権、グッズ収入など多角的な収益構造を形成しつつあります。

Bリーグ全体の営業収益も552億円を超え、Jリーグ(J1平均58.2億円)に迫る水準となりつつあります。

島田慎二チェアマンは「BリーグのトップレベルがJ1の平均に近づくレベルになっている。隔世の感がある」とコメント。

プロスポーツビジネスとしての地位向上が進んでいることが伺えます。

ネット上での反応と声

ネット上では、グラウジーズの黒字達成に対して好意的な声が多く見られます。

・「降格しても黒字を維持できるなんて、すごい経営努力」

・「Bプレミア参入を目指す姿勢に期待したい」

・「会場問題は大変だけど、応援に行きます!」

一方で、

・「スポンサー依存では持続性が不安」

・「12億円目標は高すぎでは」

といった慎重な見方も存在。

クラブにはさらなる説明と信頼構築が求められます。

まとめ

富山グラウジーズは、B2降格という逆風にもかかわらず、2期連続で黒字を達成しました。

売上構造の維持と経費コントロールによって赤字転落を避けたことは、今後のBプレミア参入に向けた重要なステップです。

地域密着型クラブとしての価値を高めつつ、Bリーグの成長とともに歩んでいく富山グラウジーズの今後に期待が集まります。

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この記事を書いた人

当サイトでは主に富山県内の話題を扱っています。

筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援しています。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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