カターレ富山・左伴社長が語る“残り2試合への覚悟”:過去3度の残留率100%に見る勝負の哲学

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J2残留争いが激しさを増す中、カターレ富山の左伴繁雄社長が県立大射水キャンパスで講演を行い、クラブの現状と勝負への思いを語りました。

残り2試合、負けられない状況が続くチームに対し、左伴社長は「過去3度の最終戦では残留率100%」という強烈な実績を引き合いに出し、逆転残留への可能性を力強く示しました。

当記事では、講演内容を軸に、カターレ富山の戦い方や組織としての姿勢などについて掘り下げます。

目次
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カターレ富山・左伴社長が語った「残り2試合の勝負」

カターレ富山は現在、J2残留をかけて厳しい終盤戦を迎えています。

講演で左伴社長が最初に触れたのは、まさにこの「残り2試合の勝負所」について。

左伴社長は「まだまだ残り2試合に懸けている」と語り、最後まで諦めない姿勢を強調。

さらに、社長として過去に経験した“最終戦までもつれた残留争い”について触れながら、「最終戦に持ち込んだときの残留率は100%」と力強く話しました。

今季も、これまでの経験を信じ、クラブ全体で逆境に立ち向かう覚悟が伝わる内容となりました。

※画像はイメージです。

横浜F・マリノス&清水エスパルスでの残留争い

左伴社長の言葉に説得力が宿る理由。

それは、過去の実績が確固たる裏付けとなっているからです。

2001年:横浜F・マリノス

最終戦まで残留争いにもつれながらも、見事にJ1残留を果たしたシーズン。

2017年 & 2019年:清水エスパルス

静岡の名門クラブで2度の危機を乗り越え、いずれも最終戦で残留を勝ち取った経験を持つ。

この3回全てに共通しているのは、「最後まで勝負を諦めず、当事者意識を強く持ったチームが残留をつかんだ」という事実です。

左伴社長はこれらの経験を踏まえ、カターレ富山も同じように結果を残せると力強く語りました。

「当事者意識」が勝敗を分ける

今回の講演で特に印象的だったのが、“当事者意識”というキーワードです。

左伴社長は、「最後の数試合で当事者意識を持ってやったチームは結果を残している」と断言しました。

これは単に選手だけを指す言葉ではなく、クラブスタッフ・サポーター・地域住民など、クラブに関わる全員が「自分たちのクラブを残留させるんだ」という意識を共有することの重要性を説いたものです。

この“共闘の精神”が、カターレ富山の大きな強みであり、逆転残留を引き寄せるための鍵となっています。

引用:北國新聞

地域密着クラブとしての取り組み

講演では、競技面だけでなく、カターレ富山が地域に根ざしたクラブとして取り組んでいる活動も紹介されました。

・被災地支援

・サッカースクールの充実

・高齢者の生きがい支援

・障がい者の観戦体験創出

こうした活動は、ホーム戦以外でも県民と触れ合う機会をつくり、クラブが地域の中で価値を生み続けるための重要な要素となっています。

プロスポーツクラブが地域に貢献する姿勢は、サポーターの共感を高め、クラブの継続的な成長を後押しします。

ネット上での反応と声

ネット上では、左伴社長の講演が取り上げられ、様々な声が寄せられました。

・「最終戦の残留率100%は心強い!」

・「この社長について行きたくなる」

・「選手もサポーターも、今こそ当事者意識を持つ時」

・「残り2試合、信じて応援したい」

特に、“残留率100%”というフレーズは大きなインパクトを持ち、サポーターの間で改めて期待感が高まっています。

まとめ

過去3度の残留成功に裏打ちされた経験、「当事者意識」をキーワードとしたクラブの一体感、そして地域密着クラブとしての取り組み。

これら全てが、カターレ富山の強さにつながっていきます。

残り2試合——最後の瞬間まで諦めないチームに期待がかかります。

サポーターとともに、クラブ一丸となって残留をつかみ取って頂きたいです。

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この記事を書いた人

当サイトでは主に富山県内の話題を扱っています。

筆者は富山県出身&富山県在住。

Bリーグの富山グラウジーズを応援しています。

写真の撮影をしており、撮影の対象は選手やチア、綺麗な風景です。

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