2025年10月14日から、富山県の滑川インターチェンジ(北陸自動車道)と福光インターチェンジ(東海北陸自動車道)が新たにETC専用となり、現金での支払いが完全に不可になりました。
これにより、県内のETC専用料金所は計10カ所に。
今後もETC専用化は全国的に進められる見込みであり、ドライバーには一層の注意と準備が求められます。
ETC専用化の背景と目的
国土交通省と高速道路各社は、全国的なETC専用化の推進を進めています。
その主な目的は下記の通りです。
・料金所の混雑緩和:スムーズな通行を実現
・人件費や設備管理コストの削減
・効率的な道路運営のためのデジタル化
中日本高速道路の山本貴文施設担当課長によると、「2030年度までに全料金所のETC専用化を目指している」とのこと。
ETCの普及がインフラ整備の大きな鍵となっています。

富山県内の最新動向
今回の変更で、滑川ICと福光ICに設置されていた一般(現金対応)レーンは廃止され、ETC専用およびサポート併用レーンへと切り替わりました。
これにより、ETC非搭載車が誤って進入しても、係員の指示で対応可能な体制が整えられています。
富山県内では下記のインターチェンジでETC専用化が進行中です。
インターチェンジ名 | 道路名 | ETC専用化の状況 |
---|---|---|
立山IC | 北陸道 | ETC専用済 |
富山西IC | 北陸道 | ETC専用済 |
滑川IC | 北陸道 | 2025年10月14日〜 |
福光IC | 東海北陸道 | 2025年10月14日〜 |
その他スマートICなど計10カ所で専用化済
今後の展望
中日本高速道路は、今後も計画的にETC専用化を進める方針を示しています。
ETC未搭載車へのサポート体制も整備しながら、2030年までの全料金所ETC化を目指しています。
ETC機器の設置が進んでいない高齢者ドライバーや一部地域では対応の遅れも懸念されていますが、将来的には全国で現金利用が不可能になる可能性が高いため、早めの対策が求められます。
ネット上での反応と声
ネット上では、今回のETC専用化について下記のような声が寄せれています。
・「ついに滑川もか…ETCない人は厳しいな」
・「通勤で毎日使ってるけど、スムーズになって助かる」
・「観光で行く人はETCないと困るのでは?」
・「いよいよ現金時代も終わりかも」
利便性の向上を評価する声がある一方で、ETC非対応車に対する懸念や不安も多く見られます。

まとめ
富山県をはじめ全国で進むETC専用化は、今後ますます加速していきます。
滑川・福光ICの現金廃止はその象徴的な一歩です。
ドライバーは下記の点を意識しましょう。
・ETC車載器を早めに設置する
・高速道路利用前に料金所の対応状況を確認
・誤進入時は係員の指示に従って冷静に対応
今後のドライブは「ETCありき」が常識となるでしょう。
早めの対応で、快適でスムーズな移動を実現しましょう。
当記事は以上となります。
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